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74歳の高齢者が卵の殻に描いた水滸伝の人物

卵を食べた後の殻は捨ててしまう人が多いだろう。しかし中には、卵の殻を大事に使う人もいる。南川に住む74歳の傅品金さんは卵の殻をキャンバスに見立てて、生き生きとした「水滸伝」や「紅楼夢」の登場人物を描いている。中国日報網が伝えた。

傅品金さんは定年退職した南川区文化館の職員だ。絵の勉強をした経験のある傅さんは退職後、卵の殻に絵を描くことに見せられた。傅さんは家の壁に水滸伝の英雄108人が描かれた長さ2メートルの絵を飾ってあるが、2010年からこれらの人物を卵の殻の上に描いてみようと思い立った。「毎日あひるの卵を1つ食べ、殻の上に1人を描いている。」1年近くの時間をかけて108人全てを描いた傅さんは、居住するコミュニティーや公園などで展覧活動があると、この大事な作品を携えて参加するという。傅さんの娘によると、傅さんは絵を描いた卵の殻を売ることはなく、絵を描く楽しさのために描いているという。

 

「人民網日本語版」2013年7月10日

 

 

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