去る9月26日、第6回貴州観光産業発展大会が、貴州省黔西南プイ族ミャオ族自治州の州都・興義市の万峰湖で開催された。
大会では、中国共産党貴州省委員会栗戦書書記が、強力に観光立省戦略を推し進め、「多彩な貴州」を世界に知らしめ、貴州を中国でもトップレベルの観光とレジャー、リゾートの一大拠点としていくと述べた。
黔西南プイ族ミャオ族自治州は1982年成立と、中国に30ある自治州のうちでも最も新しい。ここはプイ族、ミャオ族の民俗文化を色濃く留めているほか、自然、風景が美しく際立っている。特にカルスト地形の変遷が典型的に、非常に整った形で見られる世界でも貴重なエリアで、中でも馬嶺河峡谷、万峰林、双乳峰などが有名だ。万峰林は広さ2000平方㌔、2万の山峰が続き、その勢いのある景観は素晴らしい。
今回の観光産業発展大会期間中には、ほかに万峰林アウトドアスポーツ大会、万峰湖第5回フィッシング・コンテスト、国際エコロジー・フォト・コンテスト、観光グルメ・コンテスト、観光商談会など多くの関連イベントが開かれた。
貴州観光産業発展大会は年に1度、省内各地持ち回りで開催されている。地元では、全省の観光関連交流の舞台としてだけでなく、国内外の観光業者に貴州の良さを知らせ、協力を強める機会とし、観光産業の発展につなげたい考えだ。(王漢平=文)
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