原始の秘境、太鼓の里──ワ(佤)族の部落、「西盟」
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情熱的なワ族の舞踏 |
西盟は、「原始の秘境、太鼓の里」であり、有名なワ族の歌曲『阿佤人民唱新歌』の誕生の地として知られている。情熱的で豪快なワ族は、「髪のまげの舞」「刀舞」「木の太鼓の舞」と伝統的な楽器演奏などに民族の文化が表れている。腰に小刀をさし、肩に長い刀を背負ったワ族の男子は、太鼓の音につれて刀を振り上げて踊り、精悍さと勇猛さを表現する。ワ族の娘たちは祭日には盛装をし、黒々として光沢のある髪のまげをふり、良い暮らしへの望みを表す。ワ族の考えでは、太鼓は、天にのぼり、凶を吉にかえることができ,天に通じる神器であり、神霊は人間の言葉はわからないが太鼓の音を理解する、とする。彼らは太鼓の音で神霊と対話し、平和を祈る。
人民中国インターネット版 2012年5月23日
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