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「東北一美しい高速鉄道」が開通 長白山を通り三国辺境に到着

 

中国国営ラジオ・中央人民広播電台のニュース番組『央広新聞』の報道によると、中国、朝鮮、ロシアの国境地帯を通り、「東北一美しい高速鉄道」と言われる長春市と琿春市をつなぐ高速鉄道が20日に開通した。全線を3時間5分で走行するこの鉄道は、中国最東端の高速鉄道でもある。

長春を出発した列車は東に行き、山々を超えてわずか3時間5分で中国最東端の国境都市である琿春市に到着する。琿春市は中国の地図で見ると鶏の尖った口の位置にある。この鉄道は中国と北東アジア地域の朝鮮・ロシアをつなぐ重要な通路であるとともに、陸路を通り日本海に行く際の重要な通路でもある。吉林省のここから内モンゴルを通りロシアに行き、最終的に欧州にもたどり着ける。この鉄道は東北地区の旅客輸送ネットワークの重要な一部でもある。

列車は吉林省の松花湖、長白山、鮫河紅葉谷などの風景区を通り、冬は吉林市で樹氷を見たり、雪遊びをすることができ、秋は長白山の紅葉を眺めることができる。途中の延辺朝鮮族自治州は中国最大の朝鮮族居住地であり、延吉市でトックや冷麺を食べることもできる。終点の琿春市は中国、ロシア、朝鮮の3国の境にあり、「東北一美しい高速鉄道」と称される。

「中国網日本語版(チャイナネット)」より 2015年9月21日

 

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