中日国交正常化40周年を祝う 中川美術館で記念イベント開催
中日国交正常化40周年の節目を迎え、広島県福山市にある中川美術館では、さまざまな記念イベントを計画している。
3月10日から7月26日までは、「中国美之至宝名品展」を開催する。これには清代の『黄地緑彩龍文大盤』など宋代以後の陶磁器約50点のほか、中国美術家協会の呉作人前主席や女性画家の鄧林さんの絵画など約35点が展示される。
また、4月28日には「楷樹植樹祭」を行うことになっている。孔子ゆかりの樹である楷樹は、1915年に7粒の種が中国より持ち込まれ、それ以来、日本では「学問の樹」として崇められている。
同館の中川健造館長は「楷樹の植樹は、孔子の思想が広まるようとの願いを込めました」と述べている。
人民中国インターネット版 2012年5月