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中日友好の「希望の星」に! 中国地方大学生が訪日研修開始

 

文=光部愛 写真=賈秋雅

8月2日、東京の早稲田大学で1カ月の訪日研修に来日した中国人学生20人の歓迎会が開かれた。

歓迎会の後、日本人学生やプロジェクトのOBたちと記念撮影する研修生たち

笹川平和財団、中国教育国際交流協会、早稲田大学留学センターが共催する全5回のプロジェクトで、今回が最終回。毎回、中国の内陸部などの、他の都市に比べて日本人が極めて少なく、日本語を学ぶ環境に恵まれない地域で日本語科を持つ大学から、面接試験により20名の生徒を選抜し招聘してきた。

この日、中国教育国際交流協会の徐穎氏はあいさつで「両国民の心の距離を縮め、両国の友好関係を促進する民間大使の役割を務めていただけることを期待しています」と述べた。

また笹川平和財団の高木雄次理事長は「将来、日中の友好関係をさらに強くする主役の一人、また希望の星となってください。実物大の日本を、いろんな角度で見ていただき、とにかく存分に楽しんでください」と研修生たちにメッセージを送った。

あいさつに立った笹川平和財団の高木雄次理事長

全員が初めての来日となる女性18名、男性2名の研修生たちは、自分の出身地や将来の夢、この1カ月の意気込みやプロジェクト主催者への感謝などを時折言葉を詰まらせながらも「日本の海が見てみたい」や「芸者文化に興味があります」などと日本語で懸命に述べた。

今回初参加の広西師範大学から選抜された文晶さんは「こんな素晴らしいチャンスを持てて感謝です。これからの1カ月間、何が勉強できるか、何が発見できるか、心から期待しています。よろしくお願いします」とあいさつした。

8月31日までの研修期間中は、早稲田大学での講義を中心に、箱根や京都・奈良への旅行も予定している。

早稲田大学の日本人学生(右)と交流する研修生たち

 

人民中国インターネット版 2013年8月8日

 

 

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