2012「笹川杯作文コンクール&全国大学日本知識大会」 入賞者による訪日紀行
27日正午、訪日団一行は沖縄に到着し、まず中国とゆかりのある首里城を観光した。当日の午後、日本科学協会と中国教育文化協会の共催による地元の大学生や中学生、市民たちとの懇親会に出席した。沖縄市民は、中国人に特別な感情を抱いており、一行は準備されていた着物に着替え、彼らは地元の人々から熱情な歓迎ともてなしを受けて、地元ならではの民俗文化を存分に体験し、夜はみんなでカラオケ大会を楽しんだ。
|
|
着物に身を包む中日両国の若者たち |
沖縄の市民や学生たちとの記念撮影 |
28日午前、沖縄国際大学で、元学長の富川盛武氏が米軍ヘリ墜落事故について語った。午後は道の駅かでな(アメリカ空軍基地)を遠路はるばる見学した。
|
米軍ヘリ墜落事故について語る富川盛武氏 |
訪日団はさらに、豊見城市の伝統行事「ハーリー(爬龍船競漕)大会」に参加した。これまでボートにすら乗ったこともない中国の若者たちが、琉球大学や沖縄大学チームと競漕した結果については、もちろん触れるまでもないが、彼らにとっては新鮮な経験だった。その後も彼らは地元から熱烈な歓迎を受け、海辺で地元の学生や留学生たちと交流しながらボリューム満点のバーベキューを楽しんだ。去年のイベントにも参加した日本人ボランティアの方々は、今回再び中国訪日団を迎えるのを心待ちにしてくれていたようだ。
|
|
スタート前の訪日団チーム(ハーリー大会) |
|
|
豊見城市市民とのバーベキュー大会 |
太極拳を披露する中国人の若者たち |
|
|
留学生たちと交流する訪日団一行 |
交流を楽しむ中日両国の若者たち |
|
|
海辺でのバーベキュー |
美しい浜辺でジャンプ |
29日、訪日団は沖縄糸満市の「ひめゆり平和祈念資料館」を見学し、戦争の悲惨さについて沖縄戦の経験者をインタビューしたビデオなど、さまざまな歴史資料を通じて戦争への理解を深めた。
|
ひめゆり平和祈念資料館での見学風景 |
|