李克強総理は17日午後、オーストラリアのブライス総督、第14回中国西部国際博覧会出席のため訪中したタンザニアのピンダ首相と人民大会堂でそれぞれ会談した。
李総理はブライス総督との会談で「オーストラリアはインフラの高度化を積極的に図っており、すでに豪州初の高速鉄道の建設についてフィージビリティスタディを行っている。中国の高速鉄道技術は先進的で、安全かつ信頼でき、コスト優位を持つ。双方の協力検討を希望する」と表明。
「中国の発展の最大の取り組みの余地は中・西部にある。さらに多くの豪州企業が中国の西部大開発に積極的に参加し、互恵・ウィンウィンを基礎に中豪協力の新天地を切り開くことを歓迎する」と述べた。
ピンダ首相との会談では「中国とタンザニアは来年国交樹立50周年を迎える。中国は引き続きタンザニアに可能な限りの援助を行う。中国企業のタンザニアでの発展に必要な便宜と支援を提供してもらいたい」と表明。「中国は常にアフリカ諸国との友好協力の発展を対外戦略の重要な方向性としている。新たな情勢の下、アフリカ諸国と共にチャンスを捉え、試練に対処し、発展実現のために平和で安定した環境を築くべく努力し、中国とアフリカの新型のパートナーシップの一層の発展を促したい」と指摘した。
「人民網日本語版」2013年10月18日
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