文=孫雅甜 写真提供=共同PR中国
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中村法道長崎県知事 |
王秀雲中日友好協会副会長 |
中日平和友好条約締結35周年および長崎県日中親善協議会成立40周年を記念し、中村法道長崎県知事をはじめとする総勢100人以上の訪中団が、11月4日北京に到着し、五日間の日程で中国を訪問した。代表団は11月5日と6日に楊潔篪国務委員、唐家璇中日友好協会会長とそれぞれ会見し、中日両国間の友好交流と発展について意見を交換した。
楊国務委員は、長崎県が中日友好交流のために注いできたこれまでの努力に感謝の意を示し、また中日両国による民間交流のさらなる発展とこの分野における長崎県の今後の活躍に期待を表明した。
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中村法道長崎県知事と楊潔篪国務委員(右)と会見している |
唐会長は長崎県が今回、大規模な訪中団を派遣したことに感謝を表し、長崎県および中村法道知事が中日関係の発展のために果たした貢献を高く評価すると同時に、「地方政府(地方自治体)」同士による交流の意義を指摘した。
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中村法道長崎県知事と唐家璇中日友好協会会長(右)
と会見している |
中村知事によると今回の訪中の目的は、長崎県と中国との間で友好交流に貢献した100人を超える関係者が、中国の友人たちとともに友情を語り合い、互いの絆を強めることだという。また中村知事は、「長崎県は両国の友好交流において先導的な役割を果たしてきたが、今後も引き続き中国と日本との交流を促進するために力をささげたい」と述べた。
11月5日の夜、北京の長富宮ホテルで長崎県主催の「中日友好の橋 長崎県招待レセプション」が開かれた。王秀雲中日友好協会副会長、在中国日本国大使館の堀之内秀久特命全権公使などが出席し、合わせて約250人の中日両国の来賓が一堂に会し、互いの友情を語り合った。
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会場でパフォーマンスしている長崎伝統舞踊バンド「東西屋」 |
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会場の長崎県の特産品--長崎緑茶 |
日本の都道府県の中で中国に最も近いのは長崎県であり、長崎は古くから日本と中国をつなぐ架け橋となってきた。古代の遣隋使、遣唐使はほとんど長崎県の五島列島を経由して中国に向かった。また長崎商人の梅屋庄吉と孫文が育んだ友情は、中日友好史における美談となっている。長崎県は福建省、上海市、湖北省と友好交流関係を結んでいる。2012年、「長崎―上海航路」が正式に運航を開始した。(現在休航中)
人民中国ネット版 2013年11月9日
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