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中日現代名家書画交流展が開催 中日の巨匠による秀作が多数

 

 

文=孫雅甜 写真=馮進、劉世昭、単涛

 

  

中日平和友好条約締結35周年および『人民中国』創刊60周年を記念し、人民中国雑誌社主催の「中日現代名家書画交流展」が11月15日、北京の中国政協文史館で開幕した。

中国書道家協会の会員である中国外文出版発行事業局の陸彩栄副局長、中国美術家協会の劉健秘書長、日本の産経国際書会の斎藤香坡理事長、人民中国雑誌社の陳文戈社長など中日友好に携わるゲストや中日両国の書画の大家150余人が開幕式に出席した。人民中国書画院も同日、設立された。

 

 

陸副局長はあいさつで、「中日関係が困難な時期に直面している今、両国の芸術家たちが今までどおりに友好交流を深め、中日文化の発展を促し、両国の善隣友好関係を推進する上で大きな役割を果たすことを望んでいる」と述べた。

 

祝辞を述べる陸彩栄・中国外文出版発行事業局副局長

 

 

陳社長は、「『人民中国』の歴史を振り返ってみると、書画芸術は常に中日文化交流の重要な部分を占めてきた。人民中国雑誌社はこのたびの書画交流展をひとつの契機として、書画芸術という「高尚な架け橋」によって、中日両国の文化交流ならびに中日関係の発展に微力をささげたい」と表明した。

 

あいさつしている陳文戈・人民中国雑誌社社長

 

 

斎藤氏は、「人民中国書画院の設立によって中日両国による文化交流のチャンネルはさらに広がることだろう」と語った。

 

中国美術家協会の劉健秘書長 日本産経国際書会の斎藤香坡理事長

 

 

この日、欧陽中石、稲村雲洞の各氏ら中日両国の書画の大家による作品、合わせて143点が出展された。そのうち68点は日本人書道家による作品だ。鳩山由紀夫元首相が、今年3月に揮毫した「論語」の作品も展示された。鳩山元首相は日中友好への願いを込めて、自身の名前をあえて「鳩山友紀夫」と記した。また郭沫若、李可染、李苦禅、舒同、呉作人、林散之、啓功、平山郁夫の各氏を含む人民中国雑誌社が所蔵する中日の巨匠による作品も20点ほど展示され、中日友好への真摯な願いが込められている。

 

会場で揮毫している書道家たち

 

書画展を参観しているお客様たち

 

人民中国インターネット版 2013年11月18日

 

 

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