現在位置: サイト特集>東中国海防空識別圏について
国防部、防空識別圏は飛行禁止空域ではない

 

国防部(国防省)の楊宇軍報道官は28日の定例記者会見で、中国の東中国海防空識別圏、軍の体制・編制改革などの質問に答えた。

 --外国の航空機が識別を経ずに他国の防空識別圏に進入した場合、防空識別圏の設定国はこれを撃墜する権利があると報道したメディアがある。これについて、中国側のコメントは。

 防空識別圏は領空ではないし、いわゆる「飛行禁止空域」でもなく、早期警戒の時間を得て、国家の航空の安全を確保するために、国がその領空外に設定する空域だ。したがって、防空識別圏は領空の拡大を意味するものではないが、領空の安全をより効果的に守ることができる。

 国際法と国際的慣例に基づき、外国の航空機は他国の防空識別圏に進入することができる。同時に、防空識別圏の設定国も他国の航空機に対して識別を行い、その意図と属性を明らかにし、それぞれの状況と直面する脅威の程度に応じて相応の対応をする権利を持つ。

 

 「人民網日本語版」2013年11月29日

 

 

人民中国インタ-ネット版に掲載された記事・写真の無断転載を禁じます。
本社:中国北京西城区百万荘大街24号  TEL: (010) 8837-3057(日本語) 6831-3990(中国語) FAX: (010)6831-3850