中国の習近平主席は23日、米国ワシントン州タコマ市のリンカーン高校を訪問した。
マリリン・ストリックランド市長とパトリック・アーウィン校長の案内の下、習主席と彭麗媛夫人は教室を訪れ、教師・学生と交流した。学生らは中国語で「ニーハオ」と挨拶し、習近平夫妻を歓迎したほか、旅行で中国を訪れた経験などを語り、中国の文明や中国人に対する好意を示した。
盛大な拍手に迎えられ、習主席は演説を行った。習主席は21年前にタコマ市を訪問した当時を振り返り、「タコマ市と中国福州市との友好都市関係が長く続いていることを嬉しく思う」と述べたほか、「教育は国と民族の未来だ。青少年の時代は、人の一生の中で最も素晴らしい時期。学生たちがこの時を大切にし、堅実に勉学に励み、未来の成功の基盤を築くことを願う。中米両国の学生たちは共に協力し、中米関係の素晴らしい明日を築くため推進していく必要がある」と指摘した。
習主席はまた、中国を紹介する書籍、卓球台と用具をリンカーン高校に寄贈し、「両国の青少年は、交流と友好関係を深め、中米関係という大きな建物をより強固なものにしていって欲しい。中国に関するこれらの書籍が、皆さんが中国を理解する窓口になることを願う。また、皆さんが中国を訪問し、体験を通じてより全面的に、より深く中国を理解し、中国を知り、中国を愛してくれることを願う」と述べた。(編集SN)
「人民網日本語版」2015年9月25日
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