全国政治協商会議の兪正声議長は8日、北京の人民大会堂で、中日国交正常化45周年を記念するレセプションに出席するため中国を訪れている、日本国際貿易促進協会会長の河野洋平元衆院議長を初めとする代表団と会談した。
兪議長は、両国の友好関係者が中日関係の改善と発展に果たした貢献を評価した上で、「この45年間、中日関係は長足の発展を収めた。両国は国交正常化の初心をかみしめ、以史為鑑、面向未来(歴史を鑑にして、未来に向かう)という精神に基づき、これまでの往来のしっかりしている基礎を大切にし、各分野で交流や協力を進めて、国民間で相互理解や友好感情を深めていき、両国関係の持続的な改善や発展に力を注いでいく」と述べた。
河野会長は、「45年前、両国首脳の非凡な知恵や勇気で、国交の正常化が果たされた。双方は先輩たちの心を受け継ぎ、両首脳による共通認識を実行に移し、日中関係の改善と発展のために、前向きな要素を積み重ねていくべきである」と述べた。
中国国際放送局日本語部より2017年9月8日