9月20日午後、「民間の力―中日国交正常化45周年 民間交流回顧写真展」の開幕式が東京の中国文化センターで開かれた。鳩山由紀夫元首相や郭燕・駐日中国大使館公使、陳文戈・人民中国雑誌社社長、李霞・人民画報副総編集長、石永菁・中国文化センター長らが出席した。
陳社長はあいさつで「中日両国は一衣帯水で、民間交流の基礎がしっかりしています。『民によって官を促す』は両国関係発展の重要な特徴です。習近平国家主席はかつて中日友好交流大会で、中日友好の土台は民間にあり、中日関係の前途は両国の人々の手に握られていると強調しました。皆さんが今回の写真展をご覧になった後、この言葉の意味をより深く理解し、両国関係発展に対する『民間の力』の重要な意義をより切実に理解してくださるだろうと信じています」と述べた。
鳩山元首相は「目下の日中関係の全体的な状況は決して良好ではありませんが、だからこそ民間交流の意義がより重要になっています。今回の写真展は両国の民間交流に焦点を合わせていて、非常に素晴らしいテーマだと思います。写真展にいらっしゃった観客、特に日本の観客がこれらの写真を通じ、両国の民間交流の成果についてより深く理解し、民間交流の役割についてより深く認識できたなら、非常に有意義なことになるでしょう」とあいさつした。
郭公使は「民間交流は終始、両国関係発展の尽きない原動力、重要な構成部分になってきました。両国の民間交流がいっそう積極的になり、幅広くなり、民間の力がますます強くなり、広く称賛される友好物語をより多く生み出し、両国関係の改善と発展を推し進める原動力となるよう私たちは期待しています」と述べた。
程永華・駐日中国大使は写真展を高く評価し、次のように指摘した。中日両国の民間の人々による20年以上の交流の蓄積があったからこそ、1972年の中日国交正常化がありました。今回の「民間の力」写真展はストーリー性が高く、一般大衆に密着し、理解しやすく、日本の一般国民が真実の中日交流史を理解するのに役立ちます。
今回の写真展は人民中国雑誌社と人民画報社、中国文化センターが主催し、中国外文出版発行事業局と駐日中国大使館が後援し、9月20~29日の日程で東京の中国文化センターで開催される。写真展は「民間の力」をテーマとして11部に分かれている。100枚近い写真と中国メディア『人民中国』『人民画報』の関連報道の紙面を通じ、中日民間交流の重要な歴史的瞬間に起きた感動的なストーリーを体系的に振り返り、中日両国の人々の交流による多大な成果と友情を立体的に再現している。
人民中国インターネット版
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