前途は「任重くして道遠し」
現在、中国では省エネ・排出削減が盛んになり、効果が現れてきた。しかし、先進国と比べると、中国の経済発展の水準は依然、かなりの差があり、経済構造の調整はまだ時間がかかる。また、日本などと比べれば、中国は省エネ・排出削減技術がまだ発達していない。国家発展・改革委員会によると、今年上半期、鉄鋼、有色金属、石油化学工業などエネルギー消費の高い業種の成長は依然、速すぎる。突発的な環境汚染事件も一部に発生し、政府に警鐘を鳴らした。
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ソーラー給湯器を全国的に普及する
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大連市がドイツから導入した環境保護型のバス |
政府と市民たちがともに参加する省エネ・排出削減の道は、「任重くして道遠し」である。 (王浩=文)
国務院が出した省エネ・排出削減の総合計画の通知は、省エネ・排出削減の目標任務と全体的な要求をいっそう明確に示した。
2010年までの主要目標
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1万元の国内総生産(GDP)に要するエネルギーの消耗を、2005年の標準炭換算1.22トンから、約20%減の1トン以下に引き下げる。
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1万元の工業生産額増加に要する水の量を30%引き下げる。
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「十一次五カ年規画」(2006~2010年)の期間に、主要な汚染物質の排出の総量を 10%削減する。
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二酸化硫黄の排出量を2005年の2549万トンから2295万トンに減らす。
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全国の都市の汚水処理率は70%を下回らない。
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工業の固形廃棄物の総合利用率を60%以上にする。
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