中国共産党第15期7中全会を実施

 中国共産党の第15期中央委員会第7回全体会議(7中全会)が、3日から5日にかけ北京で開かれ、中国共産党の第16回全国代表大会を8日から北京で開くことを決めた。

 7中全会では、第15期中央委員会の第16回全国代表大会に関する報告、「中国共産党章程(修正案)」を採択し、第16回全国代表大会で審議することを決めた。

 7中全会ではまた、過去5年の党活動を総括、1989年の第13期4中全会から始まった改革開放政策と社会主義現代化建設については「歴史的な進展があり、中国の総合的国力が大きく上昇した。祖国の平和統一事業にも大きな進展があり、人々の生活は基本的に衣食が満ち足りた『温飽』の状態から、やや余裕のある『小康』を実現しつつあり、中国の特色ある社会主義の建設事業に新たな局面を切りひらいた」とし、「この貴重な経験は、中国の特色ある社会主義の建設にとって長期的かつ指導的な意義がある」との認識を確認した。

 このほか、「ケ小平理論」と「三つの代表」の重要思想を柱に、党が担う歴史的任務、新世紀における改革・開放と社会主義現代化建設の問題について踏み込んだ議論を行い、第16回全国代表大会の開催に向けた準備を行った。

 「人民網日本語版」より 2002年11月6日