江沢民氏、5年来われわれは諸方面において
いずれも大きな成果をあげた
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江沢民同志は、党の第16回大会の報告の中で、党の第15回大会以来の活動について、次のように言っている。――5年来、われわれは並々ならぬ道を歩んできており、改革・発展・安定、内政・外交・国防、そして党、国家、軍を治める諸方面においていずれも大きな成果をあげた。
1、 国民経済が持続的でテンポの速い、健全な発展を遂げた。
2、 改革開放は豊富な成果をあげた。
3、 社会主義の民主政治と精神文明建設は著しい成果をあげた。
4、 国防と軍隊の整備は新たな一歩を踏み出した。
5、 人民の生活は全般的にはいくらかゆとりのあるレベルに達した。都市・農村の住民の収入は着実に伸びた。
6、 祖国統一の大業においても新たな進展が見られた。
7、 対外活動には新しい局面を切り開かれた。
8、 党の建設は全面的に強化された。全党はケ小平理論の学習をたえず深めた。われわれは「三つの代表」という重要な思想を提起するとともに掘り下げて解明した。
江沢民同志は、こう言う。――実践が立証しているように、中国共産党第15回全国代表大会と同大会以来中央がおこなった諸般の重要な政策決定は正しいものであり、最も広範な人民の根本的な利益に合致したものである。われわれが獲得した成果は全党と全国各民族人民がともに奮闘したたまものであり、今後党と国家の事業の発展のためにより確固とした基礎を打ち固めることになった。
江沢民同志は、報告の中で、次のように指摘している。――しかし、われわれの活動の中にはなお少なからぬ困難と問題があることを冷静に見て取らなければならない。農民と都市部の一部住民の収入増加が鈍化し、失業者数が増大し、一部の大衆の生活は依然としてかなり困難なものになっている。収入・分配関係はいまだに整えられるに至っていない。市場における経済秩序は引き続き整頓し、規範化することが待たれる。一部地方の社会治安の状況は好ましいものではない。一部の党員指導幹部の間では形式主義、官僚主義の風潮や虚偽・欺瞞、派手好みといった行為がかなり深刻で、一部の腐敗現象が依然として際立っている。党の指導パターンと執政方式は新しい情勢と新しい任務の要請にまだ完全に適応していないし、一部の党組織は軟弱でまとまっていない。われわれは存在しているこれらの問題を高度に重視し、引き続き強力な対策を講じてその解決をはかるべきである。(『人民中国』インターネット版 2002年11月10日)
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