江沢民氏、上海の発展について強調

11月9日、江沢民同志は、第16回党大会に出席した上海市代表團の討論会に参加し、談話をした。写真は、99歳の高年者、特別に招請された代表の夏徴農氏と親しく話し合う江沢民同志(写真・新華社記者鞠鵬)

 江沢民同志は9日午前、中国共産党第16回全国代表大会上海代表団の討議に参加した。上海代表らの真剣な討議に耳を傾けた後、江沢民同志は「党中央が批准した上海の新都市全体計画によれば、上海が社会主義現代化の国際大都市を建設し、国際経済や金融、貿易、空輸の中心になろうと歩みを進めていることは明確だ。実際の重点分野では、国際ルールに従った国際的な金融センター化や航空センター化を加速し、経済中心都市としての集散機能の発揮に向けた努力が求められている」と述べた。

 また江沢民同志は「上海は総合的な都市サービス機能の強化、地域間の経済・技術協力の強化を目指している。とりわけ長江デルタ地域と連動した新たな発展の道や、西部開発に参画する新たな方法を積極的に探り、上海及び東部地域の技術、人材、管理のメリットと、西部地域のメリットである豊富な資源や広い市場を結合させることが求められている」と強調した。 (「人民網日本語版」より  2002年11月10日)