中国共産党中央の胡錦涛総書記は15日、中国共産党の第十七回党大会で報告を行い、「人民民主は社会主義の生命である。政治体制の改革を深化させるには、正しい政治方向を堅持し、人民の主人公としての地位の確保を根本とし、党と国家の活力の増強や人民の積極性の喚起を目標とし、社会主義の民主を拡大し、社会主義の法治国家を建設し、社会主義の政治文明を発展させなければならない」と述べました。
胡錦涛総書記はまた、「人民民主を拡大し、人民の主人公としての地位を確保する。公民意識の教育を強化し、社会主義の民主・法治、自由・平等、公平・正義の理念を確立する。末端の民主を発展させ、人民がより多く、より確実な民主的権利を保有することを保障する。法によって国を治める基本方針を全面的に貫き、社会主義の法治国家を建設するテンポを速める。制約メカニズムと監督メカニズムの充実をはかり、人民に与えられた権力が終始人民の利益のために用いられることを保証する」と述べました。
胡錦涛総書記はさらに「社会主義が発展すればするほど、民主も発展するものである。中国の特色のある社会主義を発展させる歴史の過程で、中国共産党の党員と中国人民は必ず強大な生命力を持つ社会主義の民主政治を絶えず発展させていくに違いない」と語りました。
「中国国際放送局 日本語部」より2007/10/15 |