急激に進む都市化(2) 都市群が発展の要に

○11都市群のめざましい発展

中国の都市発展は少しずつ成熟化に向かっている。従来から栄えていた長江デルタ、珠江デルタ、渤海圏における各都市群のほか、福建省南部(厦門、泉州、ショウ州)、山東半島、遼寧省中南部、内陸部中部地方、長江中流、台湾海峡西岸、四川省・重慶、陜西省渭河流域でも、都市群がその作用を発揮し始めている。

2006年、渤海圏、長江デルタ、珠江デルタ3大都市群(市に所属する県を含める)のGDPは7兆8305億元に達し、全国GDPの37.4%を占めた。うち、長江デルタにおける都市群のGDPは3兆9613億元(全国の18.9%)、珠江デルタは2兆1618億元(全国の10.3%)、渤海圏は1兆7074億元(全国の8.2%)となった。3大都市の2006年の一人当たりのGDP(市に所属する県を含める)を見ると、長江デルタは3万7819元(全国平均比2万1735元高)、珠江デルタは4万9093元(全国平均比3万3009元高)、渤海圏は3万2036元(全国平均比15952元高)となっている。

「人民網日本語版」2007年9月28日

 
 
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