江沢民総書記は2000年2月、広東省を視察した際の演説で、次のように述べた。「わが党の70年余りの歴史を総括すれば、こういう結論が得られる。すなわち、わが党が人民の擁護を得ている原因は、わが党が労働者階級の前衛として、革命、建設、改革といった歴史的各段階において、終始中国の先進的な社会生産力の発展要求、中国の先進的文化の進むべき方向、中国における最も広範囲の人民の根本的利益を代表していることにある。」同年5月、江沢民総書記は江蘇省、浙江省、上海市を視察した際、さらに上述の論断を「三つの代表」に要約し、わが党は必ず「三つの代表」の要求に基づき、執政と指導のレベルをさらに向上させなければならず、これはわが党の立党の本、執政の礎、力のみなもとであり、「三つの代表」の最も根本的なところは人民の根本的利益を代表することにある、と語った。江沢民総書記は6月に寧夏回族自治区、甘粛省を視察した際、再び「三つの代表」論を強調し、各クラス党組織と全党の党員に呼びかけ、「三つの代表」の要求に基づき、全面的に党建設を強化し、わが党を永遠に不敗の地に立たせるようにしなければならない、と述べた。「三つの代表」論が打ち出されると、全党の擁護を得て、ただちに全国的範囲で「三つの代表」論を学習し実践する高まりが繰り広げられることになった。
「中国国際放送局 日本語部」より 2007/10/15
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