10月16日午前、胡錦涛総書記は中国共産党第17回全国代表大会(以下、「17大」)の江蘇省代表団の討論に参加し、代表たちとともに、「17大」の報告を審議した。
江蘇省代表団の討論は熱い雰囲気の中で行われた。代表たちは、「党の『17大』報告では、遠大な構想を立て、実務に着眼し、豊かな内容がある。中国の改革と発展の正念場の段階で、中国共産党はどんな旗じるしを掲げ、どんな道を歩み、どのような心持ちで、どのような発展目標に向かって前進するか、などの重要な問題に対し、科学的に答えたものである。党の『17大』報告は時代の流れに応じ、党員の思想と民意に順応し、党と人民の事業を促す要綱となる文書である」と語った。
胡錦涛総書記は代表たちの発言を傾聴し、メモをとり、時に自らの意見を述べ、代表たちと意見を交わした。
代表たちは発言の中で、近年の江蘇省の発展を顧み、「党の第16回全国代表大会いらいの5年間は、わが国の経済と社会が急速に健康的かつ調和の取れた発展を遂げた5年間であり、人々はより多くのメリットを得て、生活が明らかに改善した5年間である」という結論を出した。
江蘇省の発展についての吉報を聞いた胡錦涛総書記は非常に喜んだ。胡総書記は「党の第16回全国代表大会いらい、中国共産党中央委員会は『科学的発展観』など重要な戦略的思想を打ち出し、実践的発展に基づき、それを充実させ続けてきた。われわれが強調するのは、最初の『加速的に発展する』から「急速的で質の高い発展」に変化し、去年の年末には『質が高くて急速に発展する』ことにシフトした点である。この重要な調整は、発展の質と効率をより重視し、生産が発展し、生活が豊かになり、生態が良好な状態にあるという文明的な発展の道を示している。党の『17大』報告では、経済発展のパターンのシフトを加速し、質が高くて急速に発展するということを強調している。これは、沿海にあり先進的な江蘇省にとって、現実的な具体性と指導性がある。江蘇省が自らの優位性を生かし、経済発展のパターンをシフトし、科学的発展の道を歩むよう」要求した。
代表たちが発言をした後、胡錦涛総書記は江蘇省代表団の代表という身分で、どのように党の「17大」報告を理解するかについて次のように発表した。党の「17大」報告は群衆の路線を堅持し、民主を十分に生かしたものであり、党と全国の各民族の人々の知恵の結晶である。大会で検討、改正されたこの報告は、中国共産党が全国各民族の人々を率いて中国の特色のある社会主義の道を断固として歩み、新しい歴史的なスタートラインに立ち、中国の特色のある社会主義を発展し続けてゆくための政治的な宣言と行動の要綱になっている。
「チャイナネット」 2007年10月17日 |