新聞「人民日報」は22日社説を載せ、中国共産党第17回全国代表大会が21日午前北京で閉幕したことを祝いました。
この社説は、まず、17回大会は中国の改革と発展が鍵となる段階に入ったとき開かれた非常に重要な大会であったとした上で、「胡錦涛氏が今回会議で行った報告は、改革開放と社会主義の現代化建設を引き続き推し進め、いくらかゆとりのある社会を築き上げるという壮大な目標の全面的な実現のために配置を行ったもので、これは、現代化と世界、それに未来に眼を向けて発した中国共産党の政治宣言である」としています。
社説はまた、「17回大会は、新しい発展段階にいくらかゆとりのある社会を全面的に築き上げ、中国の特色ある社会主義を発展させるには、科学的な発展理念を確実に実施しなくてはならない。科学的な発展理念は、共産党のこれまで三世代の中央指導層の発展に関する重要構想を継承し発展させたもので、中国の経済と社会の発展における重要な指針である」と書いています。
この社説は更に、「向う5年は中国でいくらかゆとりのある社会を全面的に築き上げる上で鍵となる時期であり、全党は科学的な発展理念の科学的内容と精神的実質を深く会得し、この報告の社会主義の経済建設、政治建設、文化建設についての配置を深く会得し、17回大会が打出した重要な戦略的配置と各重要な任務を積極的に実施し、共産党と人民の事業が新たな勝利をかちとることを促していくべきだ」と強調しています。
「中国国際放送局 日本語部」 2007年10月21日 |