AM6:30〜7:25
武装警察時代の習慣で、今でも毎朝約40分、ランニングをして汗を流す。巡査の制服に着替え、オートバイで出勤(派出所までは約30分)。
AM8:15
会議室での全体会議。所長が点呼し、当日の任務を確認する。
AM8:30
旧暦の大晦日のため、五華区政府の官僚が慰問に訪れ、崔さんらは整列して出迎える。20分の視察終了後、朝食として「米線」を食べる。「米線」は米をひいて粉にして、こねて麺状にした雲南料理。
AM9:00
親しくしている住民から、大晦日の晩餐に誘われるが、家族で過ごす予定があるため、丁重に断る。
AM9:30〜
管轄地域の住民家庭を訪問し、人口の流動情況を把握する。旅館やホテルの宿泊記録もチェック。年末に火災や窃盗事件が起きないよう、商店やレストランなどで注意を呼びかける。
AM11:00
派出所に戻り、交通担当の警察官とともにオートバイ所有証明の手続きを行う。
AM11:30
着古していない新しい制服に着替え、社区住民委員会主任とともに、かつて管轄地域に住んでいたお年寄りを慰問。崔さんから親切にされていた彼女は、年越しの度に再会を待ち望んでいる。
PM12:20
同僚とともに、派出所の食堂で昼食。
PM12:40〜2:00
昼休みを利用して、街に買い物に出かける。中国の伝統では、年越しに新しい服を着るため、服を選ぶ。途中でケンカに出くわし、仲裁に入る。
PM2:30
一度職場に戻り、事務処理を終えてからパトロールを再開。出稼ぎに来ている労働者を中心に、身分証明書、臨時居住証などの提示を求める。
PM7:00
帰宅。妻の両親宅に集まり、年越しの晩餐を食べる。大晦日は通常、半日の出勤。しかし巡査の崔さんは夕方までの仕事となった。(2004年4月号)
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