「水墨画を描く」」E 講師 沈和年先生 |
豊穣のシンボル――ブドウ
|
|
||||||
「ブドウ」を描くポイント 余白をうまく活かし、葉と葉、実と実、また枝と葉、茎と実の関係を説明的にならないよう、秩序よく描くことがポイント。 |
@大筆に水を含ませ、墨を付けて皿で混ぜ、中墨を作る。それに膠を少し加え、筆でよく混ぜてから穂先に濃墨を付け、腹まで使って矢印のように描く。 |
A穂先に水を少し付け、墨を薄め、後ろの葉を描く。小筆に濃墨を付け、かれ気味な線で枝と蔓を加える。 | B中筆に水を含ませ、臙脂(紅色の顔料)を薄め、藍色を加えて混ぜ、穂先に墨を少し付け、手前に濃めのブドウから描く。そして、穂先に水を少し付け、後ろのブドウを加える。 |
|
|