土地なくして農民なし   兵庫県西宮市 中原正典

 四月号七ページに書かれていたように、農民の貧しさ解決のカギとして免税などで増収をはかることも大切ですが、七十六ページの「新土地革命」は、土地を失う農民対策の問題。「土地なくして農民なし」ですから、こちらがより重要な問題だと思います。WTO加盟後の「狼とのダンス」により、世界市況に左右される要素が大となり、その対策もいまから考えておかなくてはなりません。その意味で農村にもっとゆとりある経済力をつけさせねばならないと思います。

残念な短い上映期間   千葉県成田市 浜口孝昭

 映画『ヘブン・アンド・アース(天地英雄)』は、見たいと思っているうちに上映が終わってしまいましたが、中井貴一さんの『日記』(キネマ旬報社)(当然、水野さんのことも出てきます)を読んで、撮影中の苦労話を知っていたのでおもしろく拝見しました。それにしても中国映画の上映期間は短いですね。見ようと思ってマークしていても、時間ができた時には終わっていることが多く残念です。

油絵の題材に、なるほど   埼玉県春日部市 野口 浩

 経済成長があり、油絵ブームもあるのでしょう。もし成長がなかったら、ありえません。日本もバブル経済時代、そうでした。中国でブームといっても、果たしてどれほど多くの国民がブームを感じていることでしょうか。私の弟の長男は、画家を目指しているのですが、環境はきびしい。油絵の題材が、「西洋ではキリスト教、中国ではリアリズム」との指摘は、「なるほど」と思いました。

北京放送で『人民中国』を知った   佐賀県佐賀郡 山本綾香

 私はいま、中学三年生で、中国のことについては二年生の時に社会科の地理で習いました。それから中国に対しての関心が高くなり、北京放送を聞くようになりました。『人民中国』を知ったのも、北京放送の「ミュージック・エアライン」を聴いてからです。これからも充実した内容を載せてください。

楽しみな珍しい記事や写真   東京都世田谷区 中溝陽子

 『人民中国』を読むたびに中国の発展を感じます。特集もよく考えられて適切だと思います。「古村探訪」に紹介される場所は、ふだん行けないところのようで、いつもとてもおもしろいです。有名な観光地ではなく、このような「古村めぐり」を手配してくれる旅行会社があるといいですね。すぐ飛んで行きたいと思ってしまいます。これからも珍しい古い村を訪問する記事や写真を待っています。

少数民族の記事から懐かしむ   宮崎県宮崎市 松久寅雄

 雲南省・可邑村の記事を食い入るようにして読みました。特にタバコの葉が屋根の下に干されている光景からは、私が幼いころ、農家の手伝いをしたことを懐かしく思い出しました。乾燥した後、天葉、中葉、土葉、地葉の四種類に分別して出荷していたことも覚えています。(担当者 常俊池)

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