|
|
|
|
|
@一般的な画材店で扱っている「画仙」や「梅」の色紙を用意する。イタチ毛の筆を使い、筆の腹に薄い墨と中墨、穂先に濃墨をつけ、筆をねかせて山の輪郭を描く。この時、かすれた筆の線が現れるように。次に穂先をやや分けて、山の表面を「皴法」で描く。山と山の遠近感は、比較的濃い墨で描き、さらに中墨と薄い墨を重ねると山の質量感とともに表現できる。 |
|
|
|
|
|
A薄い墨をつけ、ぼかしの手法で山腹と山すその雲を塗り、それより少し濃い墨で後方の遠い山を塗る。さらに水筆を使い、ぼかしの手法で雲の形状を現す。水筆に含ませる水は少なめに。 |
|
|
|
|
|
Bイタチ毛の筆の穂先を分けて濃墨をつけ、山の周囲の点を描く。まず山頂から描き始め、だんだん下ろしていくと、筆に含まれる墨が自然と少なくなり、山麓の辺りでかすれた点が描ける。 |
|
|
|
|
|
|
|
C羊毛の筆に薄い墨をつけ、最上部の遠い山を塗る。水筆を使ってぼかしの手法で描く時、泉水口の部分と右下の遠い山と中心の山の間に空間をつくるように注意する。次に松を描き、松葉はイタチ毛の筆の穂先を分け、濃墨をつけて点で描く。最後に泉水の流れを線で描いて出来上がり。
|
|
|