2004年12月号読後のお便りから
 

中国語を勉強中 宮城県白石市 齋藤政雄

 中国には、日本文化のルーツのようなものが感じられ、自らの幼年時代、あるいは日本の経験した姿があるような気がして魅せられます。これまで30回ほど中国旅行を経験しています。今、カルチャセンターへ週一回通い、中国人の先生から中国語を教えていただいております。


心がなごむ中国の調べ 神奈川県茅ヶ崎市 三島貞子

 私たちの中国語教室や日中友好交流会では、中国人の二胡の奏者を招いて演奏を聞いたりしています。中国の「古来の調べ」である二胡のファンが日本にはとても多いようです。何とも言えないあの調べに、心がなごむのでしょう。

人間的な成長か、勉強の道を走るか 東京都千代田区 小林寿美子

 「放談ざっくばらん」を読んで、日本も中国も考えていることは一緒だと思いました。

 ゆとり教育を実施している日本と中国の子供たちとの学力レベルはだんだん広がるばかり。まだまだ学歴社会の日本では、小学生の時分から寸暇を惜しんで学んだ子供は、立派な大学に入り将来も道が開ける。でも期待に沿えず挫折した子供は心を閉ざし一生を棒に振ったりもする。

 人間的に成長させるか、ひたすら勉強の道を走るか、永遠の課題です。

母なる大河の夢の実現を願う 岩手県盛岡市 竹田正直

 三峡での水利工事は着々と進捗し、前例のない巨大プロジェクトの前期段階は終わって、放水中は壮観であった。重慶市の奉節県から百キロを越すダム上流の一帯を視察した小生にとっては、三峡ダムの貯水が始まったこの年は、自分が土木技術者であるが故に、なおさら意義のある年であった。三峡プロジェクトの無事なる完成への願いは切なるものです。中国の母なる大河の百年の夢が、成功裏に実現することを祈ります。


中国の時の流れの速さに驚愕  大阪府岸和田市 鈴木昭司

 1年間拝読して、中国の時の流れの速さに驚愕した。大都会に住む人々は、ひたすら経済世界に向かって昼夜を問わず多忙な秒針を刻む。(編集・張哲)

 沿海部から離れた人民は、伝統生活のたがを緩め、生活革命の時計を早回しし始めた。13億の民は、1分間を、1時間を、1日を実に速い速度で追っている。かつて日本がそうであったように、自然公害、人間公害を両輪に、新しい中国の時計は24時間から25時間以上になった錯覚が生まれ、明日の万里の長城を築くかのごとく、脈打っている。

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スマトラ沖地震の被災者に義捐金

 スマトラ沖大地震・津波は、これまでに類を見ない膨大な犠牲者を出し、世界中の関心が集まっています。『人民中国』も于明新社長をはじめとし、退職者を含む61人の社員が、被災者のために義捐金を寄付しました。また、『人民中国』の主管機関である中国外文局も積極的に義捐金を集めました。これらの義捐金は、中華慈善総会を通して被災地に送られました。(編集部)

 


     

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