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【趙さんの一言】
「舞台上の3分間は舞台裏の3年間」という言葉のとおり、立派な舞踊家になるために、毎日努力を続けています。
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舞台に立つ道を歩むようになったのは、子どもの頃の偶然からだった。7歳の頃、中国でとても有名な朝鮮舞踊の舞踊家のステージを見た。軽やかで優雅なその姿に、いっぺんで引き込まれた。このときにはもう、舞踊を一生の仕事にしようと心に決めていた。
あくせくせず、ゆったりとした生活を好む。舞踊団の公演のため、これまでに十数カ国を訪れているが、一番のお気に入りはフランスのパリだ。ルーブル宮殿や凱旋門には色濃く文芸の香りが漂い、街角でコーヒーを飲みながら風景を眺めるというのんびりした生活をとても快く感じた。「アメリカのように、ビジネスバッグを小脇に抱えて、せかせかと走り回ってはいません」と笑いながら話す。
「双子座」だからか、自分の性格にも二面性があると感じている。明るく振舞っていたかと思うと、突然黙り込み、静かに1人の時間を過ごす。
ボーイフレンドとは同僚の紹介で知り合った。彼はとても思いやりがある人で、一緒にいると大きな安心感がある。来年にも結婚する予定だ。
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