2005年6月号に届いた読者の声
 

美しく、異国情緒溢れる大連      青森市 蝦名敏昭

  大連関連の特集およびレポートを大変興味深く読ませていただきました。

  私は2001年、訪中団の一員として長春と北京とともに大連を訪ねました。まさに「北方の真珠」と呼ばれるだけの美しい町でした。自然を活かした星海公園、星海広場、老虎灘公園など、異国情緒溢れる町でもありました。ぜひもう一度訪ねたいです。

里帰りを意味する「漢俳」       神戸市 鈴木 漠

  漢俳学会創立の記事を拝見し、感慨を禁じ得ません。

  日本の詩歌には、古くから連歌俳諧という対話形式のジャンルがあり、中国古詩体の対話形式の詩「柏梁体」の影響を受けて、19世紀まで盛んに制作されました。その連歌俳諧の第1句(発句)が独立して「俳句」となりました。

  俳句が中国の人々に受け入れられて「漢俳」が生まれたことは、漢詩聯句(柏梁体)が、里帰りしたことを意味します。

  漢俳の隆盛を祈念するとともに、対話する詩・漢詩聯句の復活にも期待します。

中国は私の第二の故郷      横浜市 渡辺泰雄

  私は1943年から47年までの5年間、大連に住んでいましたので、今回の特集は特に興味深く、昔のさまざまな思い出を振り返ることができました。

  また、1939年から43年までは山東省煙台市にも住んでおりました。合わせて9年間、中国で暮らしていますので、中国は私の第二の故郷だと思っています。

  昨年9月、芝罘日本人小学校同窓生23名を引率し、煙台を訪問しました。戦後60年ぶりの訪問者は涙を流して喜んでおりました。山東省人民政府、煙台市人民政府の心暖かい歓迎、ご支援をいただいたことを、決して忘れることはありません。

この目で中国を見に行きたい      東京都小平市 小野克彦

  今年の秋には、中国旅行を予定しています。今、中国語を勉強していますが、はたして中国旅行で話せるのか不安です。海外旅行の経験はまだありませんが、最初にぜひ中国へ行って、この目で確かめたいと思っています。

  毎月、「陽子さんのドッキドキ中国生活」を少しずつ覚えながら、声を出して読んでいます。

青年たちの友好活動に期待      愛知県名古屋市 市原秀郎

  「黄河の両岸を緑に」の記事にあるように、中国と日本の若い人たちが植樹を通して友好を結んでいる姿には尊敬します。彼らは植樹のみが目的ではなく、植樹を架け橋として青少年間の交流を進めることが目的であると語っています。

  今後もこのような青年たちが後を継ぎ、未来に続く運動として両国の支援団体も加わって、ますます広がっていってほしいと願います。

  平和を持続していく基本の精神がまさにここにあると思います。

                     (担当者 張 哲)

 


     

 
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