2005年7月号に届いた読者の声
 

 

遣唐使のように学びたい 岡山県苫田郡 山名 勝

 特集を読んでうれしく思った。私も中国語学習を始めてから、自然に中国に関する他の書物も読むようになった。お陰で多くのことを教えられた。中国の歴史、思想、漢詩、やきもの、書道、水墨画、仏教など。

 汲めども尽きぬ深くて広い文化がある。知ったことは中国語学習の副産物、いや、本当の意味での真の目的と価値であったように思う。かつての遣唐使の僧のように、中国から多くのものを学びたい。

隣同士は永久に不変 長野県大町市 北澤久輝

 「『情』は最良の潤滑油」まさに人間同士がより良い社会環境を造成していく根源こそ、孫先生の言われる情であると、その平易な話の中につくづく感じられました。

 隣同士は永久に不変であります。同じ有色の東洋人として共に生きるためにも、もっとお互いに人間としての原点に立ち、それぞれの非を改め、本当に人間らしく情を踏まえ、本音で話し合える友好親善の道を選択したいものです。

永久の友情と相互信頼を誓った 福島県原町市 佐々木孝

 中国人の嫁のご両親に挨拶するため、夫婦で4泊5日の旅を終え、先日帰国しました。

 最近の中日関係の悪化に胸を痛めておりましたので、「『情』は最良の潤滑油」を、多大の共感を持って読ませていただきました。今回の旅でも、結局私たち夫婦が得た最大の成果は、向こうの方々と誓った永久の友情と相互信頼にほかなりません。

日中友好は民間交流主導で 兵庫県伊丹市 豊成嘉助

 現在の「政冷経熱」に日中友好は期待できない。一衣帯水の隣邦、四海之内皆兄弟と言われたが、長年の教育の相違による認識不足、誤解が友好を阻害しているのは嘆かわしい。

 我々ももっと中国語を習得して積極的に訪中し、宿泊も民宿などを利用し、民間の心の触れ合いで日中友好の基盤をつくりたい。

孔孟思想を日中友好に生かす 岡山市 小六宗平

 北京の清華大学のキャンパスには孔子の像が建てられています。立命館大学に孟子の像が建てられるということなので、孔孟思想を今後も日中友好に生かしたいものです。

 河南省洛陽市と私の住んでいる岡山市とは姉妹都市であり、昨年秋には岡山市日中友好協会より緑化植樹団が訪れ、植樹をしました。桃園を作る計画もあります。

歴史の事実を語りつなぎたい 長野市 篠原重夫

 『人民中国』は、歴史を知る教材として、戦中十分な教育を受ける機会がなかった私たちに改めて本当の歴史を教えてくれます。

 「忘れ得ぬ中日の心の交流」では、「政冷経熱」を打破するために、中国国務院新聞弁公室代表団が日本の若手国会議員と語り合ったことに心打たれました。趙啓正主任がこの座談会の中で話した内容は、とても理解できます。歴史の事実は、子や友人にも語りつないでいくつもりです。 (担当者 張 哲)

 


     

 
本社:中国北京西城区車公荘大街3号
人民中国インタ-ネット版に掲載された記事・写真の無断転載を禁じます。