▽新年明けましておめでとうございます｡本誌スタッフ一同、昨年1年間の皆様のご愛顧と支持に感謝の意を表します｡『人民中国』は2005年8月号から、日本での印刷を実現しました。両国国民の相互理解を増進するという目標により近づけるよう、今年もさまざまなご意見をお寄せください。

　▽01年にリニューアルして以来、表紙は時代の息吹を映し出す人物を主としてきました。今年は、誌面の内容から、より時代背景を映し出す写真を表紙とし、「Personality」のコーナーは止めました。今月号は特集から、新年のために祈りと平和の鐘を鳴らしている、日本で知名度の高い寒山寺の秋爽住職です。

　▽「メディアの話題」は現代の中国に注目する方々からご好評をいただいています。そこで今年は前の方へ移し、「メディアフォーカス」と名を変えて、「チャイナスコープ」と合わせて中国の最新の話題をご覧いただけるようにしました。「エンターテインメント」のコーナーもリニューアルし、前の方へ移しました。

　▽新企画『秘境アバの自然と民族』は本誌の劉世昭カメラマンが半年間の時間をかけて完成させた探検手記です。アバ地区を含む「大九寨」地区の自然風光や民族・人文景観から、西部地区に対してはるかに思いをはせることができるでしょう。
　
　▽今年は、連載以外の文章を掲載するスペースをたくさん確保しました。より最新の報道を増やすためです。今月号の「胡耀邦・元総書記を偲ぶ」は、中日両国国民の理解と信頼を増進した政治家の生誕90周年を記念して、校了間近に完成させました。（編集長　王衆一）