[上海 生き生きガイド@] |
2010年の上海万博は今から――ようこそ中国へ |
新旧織りなす黄浦江
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国際都市上海には、国内外からたくさんの観光客が訪れる。特に黄浦江沿岸は、西には租界時代の異国情緒あふれる光景が広がり、東には発展目覚しい新上海の姿を目にすることができる上海一の観光スポットだ。 |
外灘(バンド) |
上海の「顔」であり象徴。北は百年の歴史を誇る外白渡橋から南は金陵東路まで、黄浦江沿いの観光地。 堤防に立って東を望むと、黄浦江の壮大さと対岸の浦東陸家嘴が日進月歩で発展している様を見ることができる。西を望むと、「老上海」の歴史を記憶する「万国建築」が目に飛び込んでくる。夜はライトアップされ、そのまばゆいほどの華麗さは、人々の目を引き付けてやまない。 |
黄浦江遊覧 |
上海観光の伝統的な遊覧船ツアー。黄浦江は上海の縮図であるだけでなく、両岸には上海景観の精髄が集まっている。南浦大橋と楊浦大橋は、東方明珠とともに「二竜戯珠」(2匹の竜が珠とじゃれる)の巨大絵巻を描き出している。また、西岸の異国情緒あふれる「万国建築」と東岸の高くそびえ立つ現代建築は互いに引き立て合い、例えようもないほどの美しさだ。ケ小平氏が南巡視察で上海を訪れた際に乗った遊覧船で、往年の上海を懐古し、明日の上海を展望することができる。(遊覧船:35〜70元) |
外灘観光トンネル |
黄浦江西側の外灘と東側の東方明珠を結ぶトンネル。トンネル内には、ハイテクな手段で次々と変化する不思議な光の世界が広がり、黄色のヒトデ、ピンクの花、いろいろな幾何学模様、生命力があふれる生物などが映し出される。無人運転の透明な車両に乗ってその中を進むと、6つのハイファイ・サウンドが目の前の光彩とともに変化し合い、まるで夢の世界に入ったようだ。 (片道30元、往復40元) |
東方明珠タワー |
上海のランドマーク。タワーの高さは468メートルで、東洋文化の趣を備える。大小異なる球体が上下に配置され、紺碧の空から緑の草地までまっすぐに貫かれた様は、中国の古詩にある「大珠小珠、玉盤に落つ」のロマンチックな情緒を描き出している。 ここは観光、飲食、ショッピング、娯楽、会議やエキシビション、ラジオ・テレビ放送の発信など、さまざまな機能が一体化した上海十大景観の一つ。高さ267メートルに設けられた回転レストランや、263メートルの球体の展望フロアは、上海全体を見下ろすのに最適な場所だ。他にも、上部の球体には会議室やホテル、大型の歴史陳列館などの施設がある。(高さ263メートルの中球まで 50元、350メートルの上球まで 100元) |
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