編 集 後 記  
 
 
 
 

 


 ▽今年1月号の変化に対して、多くの読者がさまざまな意見を寄せてくれました。全体的には、雑誌の内容から、中国社会の現実に近づくよう努力しているのが見て取れると肯定していただきました。編集部一同、新年早々の読者の皆様の適切なご意見に感謝します。

 ▽昨年、日本での印刷を始め、これまでにも東京支局発の記事がいくつかありました。今年も、日本で取材・編集を行う、いくつかの大きな企画があります。そのなかの一つが、今月号の特集「日本社会に生きる『新華人』」です。

 3年前に「『文化越境』する新中国人」という特集を組みましたが、そのときとは視点が違います。今回はおもに日本で生活する普通の華人に注目し、彼らと日本社会の関係を整理しました。中日間の人々の往来によって、両国はますます密接な関係を築いていくことでしょう。

 今月号の特集から、身近で生活している普通の中国人が、日本社会に積極的に貢献していることを知っていただけたら幸いです。

 この特集は、東京支局の3人の若い記者たちが完成したものです。林崇珍支局長は、特集をつくる過程で、3人とも成長することができ、「新華人」たちから多くのものを学んだと言っています。

 ▽互いの接触を増やすことで、互いの理解と信用も深まるはずですが、現実は、完全にこうであるとはいえません。日本のメディアの報道や出版物をみると、一部にはまだ誤解があるようです。こういった問題に回答するため、今月号と来月号の2回に分けて、王毅駐日大使の講演録を掲載します。  (編集長 王衆一)

   

 
 
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