[上海 生き生きガイドA] |
2010年の上海万博は今から――ようこそ中国へ |
ミュージアムが林立
|
人民広場は上海市の中心部に位置し、ここにはトップクラスのミュージアムが集中する。広場の南側には有名な上海博物館、北側には上海美術館と上海都市計画展示館がある。これらのミュージアムは毎年3月、さまざまなテーマで特別展を開催し、観光客の目を楽しませてくれる。 |
上海博物館 |
|
中国古代芸術の博物館として有名で、4階建ての建物の中に100万点近い文物が収蔵されている。すべての文物をしっかりと鑑賞するには、1〜2日の時間が必要だ。 博物館は、古代青銅器、陶磁器、書道、絵画、彫塑、印章、玉の工芸品、家具、紙幣、少数民族の工芸品の10の常設陳列館と3つの特別展示ホールに分かれている。各陳列館の展示品は時代ごとに並べられ、文物の起源や変遷の過程が一目瞭然に分かる。また、中国古代芸術6000年の発展の過程を全体的に理解できる。 |
上海美術館 |
1930年代の英国風の建築物で、もともとは競馬場だった。現在は美術館となったが、古風で素朴という元来の建築風格を留めている。しかし展示内容は対照的で、現代の作品が多数を占める。 毎年「形而上――上海抽象芸術展」が、偶数年には前衛的な作品を展示する「上海ビエンナーレ」が開催される。このような外観と展示内容のコントラストにより、訪れる人はより独特の審美眼を得ることができる。 |
|
上海都市計画展示館 |
開館時間:9時〜16時半 |
本社:中国北京西城区車公荘大街3号 人民中国インタ-ネット版に掲載された記事・写真の無断転載を禁じます。 |