2006年3月号に届いた読者の声
 

地域の日中友好協会で草の根活動   神奈川県大和市 遠藤了一
 
 2、3月号で王毅駐日中国大使が防衛大学で講演された記事を拝読いたしました。大使が安心して帰国の日を迎えることができるように、大和地区日中友好協会で草の根の活動を行っています。

 遼寧省葫蘆島市政府は、今年6月23日に「葫蘆島大遣返・日本人難民105万人」記念式典を開催する準備を進めているとのことであります。『人民中国』にて、ぜひこの特集を企画し、掲載していただきたく存じます。

景徳鎮と宜興を訪ねたい   福岡市 村里徳夫
 
 陶芸に興味があるので、ぜひ景徳鎮と宜興を訪ねたい。そんな思いの中、浙江省の旅から帰国する機内で『人民中国』に初めて接しました。
 
 「やきものギャラリー」で紹介されていた現代的な陶芸家・王昌彪氏の見事な上絵付けは、ぜひ本物を拝見したいものです。山水を見事に描き出した手法は印象的です。
 
 世界遺産の敦煌もぜひ訪ねたいところの一つです。宗教的絵画の伝来を学ぶ原点となるものと信じています。
 
「三農」に強い関心   札幌市 中野省三
 
 私は獣医師で、ずっと農業に関わってきましたので、中国の「三農」には強い関心を抱いております。
 
 現在、農業で生産性をあげているのはアメリカです。機械化を中心とした大農経営と共同化、協同組合方式などで重労働を少なくし、畜産にも目を向けた「農業革命」を成功させれば、中国は、立派な社会主義国家として、世界の指導的な国になると思います。

『人民中国』から希望と力をもらう   静岡県磐田市 寺田いち子
 
 「貧困脱出と生態保護の両立へ」という特集には、日本では考えられない現実と向き合って生活している人たちのことが書かれてありました。学校にも行けない、食事もろくに取れない、そして1日2食の人たちもいる。
 
 「ジャガイモが食べられればいい方だ」という少年の言葉は、日ごろ平和で恵まれた生活に慣れてしまっている日本人に、今、自分に何ができるのかという疑問を投げかけています。

 また、こういった、生活する基本すら与えられていない人たちに対して、自分たちでできることを始めていくことがすごく大切に思えてきました。『人民中国』から大きな希望と力をいただきました。

敦煌の石窟に圧倒   山口市 北村政弘
 
 「世界遺産めぐり」の敦煌の記事を、数年前に訪ねた時のことを思い出しながら読みました。仏教美術の宝庫で中国最大の石窟遺跡には、石窟が500近くもあり、大小さまざまな窟の内部は、彩色豊かな壁画、菩薩や如来、釈迦像などの彩色像で飾られていて、その美術の素晴らしさに圧倒されました。

 ただ残念ながら一般の見学では、特別な窟を見ることができなかったので、またいつの日か訪ねたいと、この記事を読みながら思いました。これからも中国の世界遺産の旅を続けたいと思います。

「共同富裕」の実現を   兵庫県西宮市 中原正典
 
 「チャイナスコープ」で紹介されていた「農民の負担を減らす税の全面的廃止」は、今までの減免と異なり、農民税制の画期的なもので、とても喜ばしいことです。
 
 しかしこれだけではなく、特集「貧困脱出と生態保護の両立へ」とあいまって、大きな農村の再建力となり、「共同富裕」を実現しなくてはなりません。予算の都合もあるでしょうが、農村を何卒よろしくお願いいたします。
 
 農村にゆとりができれば、「放談ざっくばらん」の作者、「中国の山村の子ども達に学校を贈る会」代表の高田哲郎さんのような尊いご活動も、さらに活きたものとなることでしょう。

(担当者 張 哲)

 

     

 
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