[上海 生き生きガイドF] |
2010年の上海万博は今から――ようこそ中国へ |
ホットスポットで暑さをしのぐ |
上海の気候は東京と似ている。冬はあまり寒くないが、夏は蒸し暑い。そこで、上海周辺の自然風景区やオープンテラスのバーは、夏になるととても賑やかで、まるで別世界のようになる。今回は暑さを吹き飛ばすのにピッタリなホットスポットを紹介しよう。 |
上海新天地 |
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市中心部に位置し、淮海中路商業区に近い。上海の風情が濃厚に漂う新しい観光地で、レストラン、ショッピング、ステージが集まった総合的な娯楽スポットだ。 ここにはフレンチ、イタリアン、日本食のレストラン、そして様々なスタイルのカフェがある。暖炉やソファをしつらえたヨーロッパ風の店と、大きな正方形のテーブルやひじ掛け椅子でまとめられた中国風の店が隣り合っていて、モダンな油絵と旧式の蓄音機を一緒に飾っている店もある。 天気がよければ、外でお茶をしながら近くの石庫門(上海特有の共同住宅)建築を楽しむことも可能。 新天地には石庫門の屋内展示館もある。1920年代に建設された古い石庫門を改造したもので、ある家族の物語を通して参観コースが作られている。上海特有の建築文化を展示し、当時の生活様式が再現されている。 |
衡山路 |
最近発展してきた徐家匯商業圏内に位置する。全長はたったの2キロだが、通りの両側には各国料理のレストランやレジャー・ジム施設、各種衣料品や雑貨の専門店など、大小数十の店舗が軒を並べ、上海の新しい娯楽レジャー街となっている。 衡山路は上海っ子が大好きなコンチネンタルの風情に溢れる。通りの両側には500株以上のプラタナスが空高くそびえ、スペイン式、イギリス式などの建築物が林立するため、「万国建築博覧」とも称される。 |
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