青海省で国際写真フェスティバル開催
                                于文=文 馮進=写真

フェスティバル中に開催された写真展
青海省政府は各地からやってきたカメラマンたちを心からもてなした

濁っているイメージが強い黄河だが、源流に近い貴徳県の黄河は澄んでいる

青海湖ほとりの菜の花畑

   「中国三江源国際写真フェスティバル」が7月16日〜8月31日、青海省で開催された。主催は中国国務院新聞弁公室、中国撮影家協会、青海省人民政府。

 同省は黄河、長江、瀾滄江(メコン川上流)の源流の地で、その独特な自然と文化景観は世界各地のカメラマンや旅行者を引きつけてやまない。

 フェスティバルでは、撮影会、写真展、フォーラムなどさまざまなイベントが開かれた。特に撮影会では、米国、カナダ、日本などからやってきたカメラマンたちが中国のカメラマン300人以上と一緒に、同省の玉樹、海北、黄南などへ赴き、玉樹の競馬祭、ココシリの探検などをテーマに撮影に挑んだ。撮影した作品のうち5000点余りは、7月29日〜8月2日の写真展で披露された。

 同省委宣伝部の曲青山部長は、同フェスティバルの目的は、青海省を世界にアピールし、その名を世界に広めることだと説明。10年前に同省を訪れたことがあるドイツの男性は、「現地の人々は昔のように恥ずかしがり屋ではなくなった。人々の変化から、青海省の変化を感じた」と語った。


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