■特集 国宝たちが語る中華文明の精髄 |
中国国家博物館の呂章申館長が語る
「名品展」の見所 |
国務院が特別に許可してくれたので初めて、これほど多くの国宝級の文物が一挙に海外で展示できるようになりました。その文物の大部分は、日本で初めて展示されるものです。
中国には「仁者は仁を見、智者は智を見る」という諺があります。文物の造形、模様や装飾、色彩、工芸を目で鑑賞するにしても、それが代表する文化を心で感じるにしても、細かいところまで見さえすれば、誰もがその文物と共鳴することができると思います。この、数千年の時空を超えた共鳴がもたらす感動的な精神の楽しみは、忘れられない収穫になるでしょう。
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