▽4月は日本でも桜がほころぶ季節ですが、中国の多くの地域でも木々が花を咲かせます。中日両国の間にも春の気分がみなぎっているのが感じられます。
今年は中日国交正常化35周年にあたり、温家宝総理は4月、日本を訪問します。中日関係の「春」を迎えるために、今月号は中日交流に関する記事をいくつか掲載しました。
▽中日高校生の相互訪問は両国政府が推進するもので、若い世代の相互理解を深めるのにプラスです。本誌の若い記者たちも、この取材のなかで両国の未来に対する確信を得られたと語っています。
▽一世代上の文学者も若い世代の交流に期待しています。昨年9月、大江健三郎さんは中国を訪問した際、若い学生たちとの交流を重視し、次の世代に希望を託しました。12月に行われた中日青年文学者交流は、大江さんの期待に応えるものだと言ってよいでしょう。許金竜さんの寄稿に感謝します。
▽「13億の生活革命」は都合により今月号休みました。
▽ 弊社の于明新前社長の定年退職に伴い、徐耀庭新社長が就任しました。また王衆一編集長が総編集長に、王漢平社長補佐が副社長に、それぞれ就任し、新しい体制となりました。于前社長時代にいただいたご支援に感謝するとともに、徐新社長をはじめとする新体制へのいっそうのご支援をお願いいたします。『人民中国』は今後も、より良い誌面づくりを目指して、努力を続けてゆく決意です。 (総編集長 王衆一)
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