お茶で乾杯! 宮崎市 松久寅雄
「中国茶文化そぞろ歩き」を楽しく読みました。景徳鎮の茶器は確かに中国茶文化にとって欠かせない要素の一つだと思います。
私も妻と桂林を旅したときに購入した二種類の茶器を定期的に交互に取りかえ、中国飲茶文化の雰囲気を味わっています。妻がかわいらしい器に、こぼれるほどに並々と注いだお茶を、おもむろに二人で飲むひとときは、何ともいえない趣があります。
日本の緑茶もさることながら、お茶はやはり薬だという思いがあり、いろいろな種類の中国茶を飲み楽しんでいます。お茶を飲みながら詩を一句詠むというのも乙なものだと思います。バタバタした現代だからこそ、中国の「茶館」のような情景が懐かしく感じられます。お茶で乾杯!
真心の交流に感動 福島県喜多方市 遠藤弘喜
「日本人女性たちの敬老院訪問」をたいへん興味深く読みました。その中で、特に85歳の趙さんの「歴史は過去のことです。過去を現在と一緒にしてはいけません」という言葉と、中日友好協会の郭寧さんの「あるお年寄りが抗日戦争のことに触れ、……」の意見には、たいへん強い感銘を受けました。北京を訪問する機会がありましたら、「什刹海金秋園敬老院」を訪ねたいと思います。
生き生きとしている中国の女性 千葉県成田市 浜口孝昭
特集を日本の女性と比べながら読みました。日本でも社会の第一線で活躍する女性が増えてきていますが、それを喜ばない風潮はまだ残っており、女性側にも専業主婦の気楽さを選択する人が多いように思います。ずっと女性も社会で働いてきた中国、女性の生き生きとした姿を見るたびに日本の遅れを痛感します。
時代が欲した高速列車 山口県下関市 吉見利夫
大地を駆け抜ける高速列車はまさに時代の要求によるものです。
1978年の中国の鉄道の平均速度は40キロ、それが今では250キロの国産列車を主役に、中国は新しい高速列車時代の到来です。ただ速くなるだけでなく、車内も清潔かつ快適な空間となり、トイレの便座も暖房が入り、それに多目的ルームも設置され、乗客のために居住性をグレードアップして、至れり尽くせりの人にやさしい設計。これはもう今度、中国に行ったら、必ずや体験したくなりました。そして中国に行く目的がまた一つ増えました。
【お知らせ】 今月号の特集で紹介した北京オリンピックのマスコット「福娃」のぬいぐるみを一種類ずつ、8月号から12月号まで毎月一名の方にプレゼントします。詳しくは、毎号の「読者プレゼント」とじ込みページをご覧ください。
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