基本情報
もっと見る河南省は中国の中東部に位置しており、黄河の中・下流が省内を流れている。地域の大部分が黄河より南にあるため河南と呼ばれるようになった。はるかな古代には黄河の中・下流域が縦横に流れ、森林が密生しており、野生のゾウが数多く生息した。このことから河南省には「人牽象之地」人がゾウを引く地というイメージが定着しており、「豫」という河南省の略称に使われる漢字もこのイメージがもとになっている。
トップ名勝地
白雲山
国家5A級観光地。白雲山は主峰に1年を通して雲がかかっていることから名づけられた。「中国で最も美しい場所」と言われる。観光地の総面積は168平方キロメートルで白い雲、樹海、泉、滝などがある。観光やレジャー、避暑、トレッキングが一体となった複合型の観光地だ。
老君山
国家5A級観光地で洛陽市欒川県城東区に位置する。老君山は伏牛山の主峰で標高は2200メートルある。19億年前の大陸造山運動で形成されたもので、国家地質公園、国指定の自然保護区になっている。老君山は古くは景室山と呼ばれていたが、道家の始祖である老子がかつてここに隠居し修練を積んだとされることから唐の太宗・李世民が「老君山」と名づけた。