文化交流で相互理解を 中日有名人がネット対話(2)

 石山雄太さんは流暢な京劇のセリフ回しを披露し、参加者らに意外な感動を与えた。石山さんは京劇界初の外国人俳優だ。石山さんは、中国の京劇は大きな包容力が魅力であり、多くの中国伝統芸術の美を集めたものだと語った。京劇を演じられることについては、誇りに思い、光栄だと言う。自分の努力で、より多くの日本人にこの中国の国粋を伝えたいと石山さんは語った。

  大塚シノブさんと中国との縁は偶然に始まった。大塚さんによると、旅の途中で中国の映画監督や俳優と接する機会があり、その芸術レベルに驚き、中国映画そのものの魅力に心を動かされたという。大塚さんは4年前に、北京で演技の勉強をすることを決め、中国滞在中には「東京裁判」などの映画に参加している。

  4人のゲストは、中日の伝統文化は非常に根が深いもので、両国の現代文化にも各自の特色があり、たくさんの交流や疎通によって、中日友好の促進という役割を発揮させるべきだとの考えで一致した。

 
「人民網日本語版」2007年9月30日
 
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