温家宝総理は4月10日〜13日、招請に応じて韓国と日本を公式訪問した。以下は温総理と旅程を共にした李肇星外交部長が、同行記者の取材を受けた際に語った主な内容。
三、交流を拡大し、双方の国民感情を深める
温家宝総理は、韓国で「中韓交流年」の開幕式に、日本で「中日文化・スポーツ交流年」の中国側の開幕式にそれぞれ出席した。文化交流が両国民の理解と友情のきずなとなるよう希望する。温総理は若者の往来を両国関係の未来と位置付け、韓国では韓国の首相と共に両国の青年代表と面会、2008年の北京オリンピック観戦や、ボランティアとしての参加を歓迎した。温総理は韓国・日本の一般の市民と早朝ジョギングをしたり、日本の農家を訪問するなどして仕事や生活の状況を視察するとともに、2国間関係に対する人々の考えに耳を傾けた。温家宝総理の真摯さや親しみやすさ、穏やかな態度は韓日の両国民に感銘を与えたようだ。人々は中国を知り、理解し、2国間関係の発展が続くよう心から希望していた。
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