6カ国協議、共同文書草案について討議継続

 

朝鮮半島の核問題を巡る第4回6カ国協議に参加した各側代表は8月1日、中国側が提出した共同文書草案について引き続き討議しています。

 伝えられるところによりますと、情況によって団長会議或いは次席代表会議を開き、共同文書草案の改正について意見を交換し、また、朝鮮とアメリカは当日二国間協議を行う可能性もあります。

7月31日、各側はすでに、5時間余りの次席代表会議を開いて、共同文書草案について討議しましたがロシア代表団の団員は31日、「ロシア側は中国側が提出した共同文書草案に基本的に同意し、この文書に調印するつもりだ」と述べました。

 韓国代表団のソン・ミンスン(宋旻淳)団長は31日、「6カ国はいずれも、朝鮮半島の非核化という目標実現のための枠組みを確立する必要があると見ている」と述べました。

 アメリカと朝鮮は、この共同文書草案の内容についていくつかの食い違いがあるとのことです。

 朝鮮の中央通信社は31日、朝鮮のぺク・ナムスン(白南舜)外相はこのほど、もし、朝鮮半島の核問題が円満に解決されれば、朝鮮は『核拡散防止条約』に改めて加入し、しかも、IAEA・国際原子力機関の核査察を受けるとの姿勢を示したと報道しています。

                        「CRI」より2005年8月1日