チリで開催される国際議会連盟の第108回総会に出席する中国全人代代表団の劉明祖団長は4月7日、演説を発表し、「イラク問題を武力で解決することは各方面の利益に合致せず、全力を尽くし、国連の枠組内でこの問題を政治的に解決すべきである」と述べた。
また、劉明祖団長はイラク戦争で引き起こされた深刻な人道的災難に憂慮を示した上で、「イラク問題を適切に解決するには国連の参与が欠かせないものだ。国連はイラク問題で引き続き主導的な役割を果たすべきであり、その中には、戦後の配置や再建の問題が含まれる」と指摘した。
(「CRI」より) 2003/4/9
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