江沢民主席、独シュレーダー首相と電話会談・
イラク問題について協議


 江沢民国家主席は10日夜、独シュレーダー首相から電話を受け取った。この中でシュレーダー首相は「国連の2機関は先ごろ再度、イラクに対する査察は進展をとげ、イラクも協力姿勢を示していると報告しており、ドイツは査察を継続すべきだと主張した」と述べた。

 一方、江沢民主席は「この2日の間、イラク情勢の進展を非常に注視してきた。安保理の7日の会議では、大多数の加盟国と国連の2機関は査察が進展をとげ、1441決議は効果的であり、途中で投げ出すべきではないとの考えを示した」と述べた。

 さらに江沢民主席は「世界の大多数の国はイラク問題を平和的に解決するよう呼びかけており、この鍵となる時に、我々はドイツと連携したいと希望している」と強調した。

      (『北京週報』日本語版 3月11日より)2003年3月20日