中国文化の大家たち
    長城のふもとに眠る

 北京市の西北郊外、八達嶺長城とむきあう小山の上に、中国の文豪・冰心、呉文藻夫妻の遺骨が安置されている。漢白玉という大理石で造られた2人の彫像がこのほど完成し、墓地の上に配された。

 今後、ここには、徐悲鴻、葉聖陶、田漢、郭沫若、曹禺、夏ムワ、茅盾など文化界の大家たちの遺骨や遺品が次々と安置される予定。中華文学基金会は、美しい自然と、万里の長城がそびえる文化的な土地がらから、ここを文化人の安息の地として選び、「中華文化記念園」と名付けた。(写真・程鉄良、『北京晨報』)