胡主席「香港のSARS対策に強い関心」


 広東省を視察中の胡錦涛国家主席は4月12日、深センで香港特別行政区政府の董建華行政長官とSARS(重症急性呼吸器症候群)対策について協議した。胡主席は、中央政府は香港市民の健康問題を極めて重視しており、香港でのSARSの予防・治療に関心を寄せていると述べた。また胡主席は董長官に、香港の患者とその親族に向けてお見舞いの言葉を伝言すると同時に、医療従事者、公務員など関係者の働きに対して感謝の意を表した。

 胡主席は「SARS対策では、大陸部と香港がそれぞれの経験をともに研究することが必要」と語り、一層の交流と協力強化の重要性を強調。「特別行政区政府の強い指導力の下、香港各界が努力することで、SARSによる課題は必ず克服することができる」と述べた。 (「人民網日本語版」より)2003/4/15