世界初のSARSウェブサイトを開設


 重症急性呼吸器症候群(SARS)に関する世界初のウェブサイトがこのほど香港で開設された。世界中の医師が診察の参考にできるようSARS患者のレントゲン写真などの資料をネット上で公開している。

 香港のプリンス・オブ・ウェールズ病院、中文大学の共同運営によるもので、アドレスはwww.droid.cuhk.edu.hk。

 米疾病対策センター(CDC)、世界保健機関(WHO)のホームページとリンクし、SARSの診断をする世界各地の医師にとって重要な参考資料となる。プリンス・オブ・ウェールズ病院での大量感染確認後の3月21日からサービスを開始し、英語版はこれまでに7万1300人が閲覧している。(「人民網日本語版」より)2003/4/15